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地方銀行カードローンのメリットってなに?審査基準が甘いってホント?

2020年10月29日

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日本には各都道府県内を営業基盤とする地方銀行が数多く存在しています。

地方銀行は、日本を代表するような大企業を主要な取引先とするのではなく、地方の中小企業や営業区域内にある個人客を主要顧客として営業しています。

また、地方銀行の場合は、地域密着型の銀行として、小口の取引先を多数持つことで地域シェア率を上げ、収益確保を図っていくことが狙いです。

そのため、カードローンなどの個人向けローンには特に力を入れています。

この記事では、地方銀行でカードローンを作る際のメリットとデメリットなどについて紹介していきます。

 

地方銀行でカードローンを作るメリットとデメリット

地方銀行で作る場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

地方銀行は明治時代や大正時代から地元に定着している金融機関であり、その地域では圧倒的な知名度と支店を持っています。そのため、地方に住んでいる場合、地方銀行の方が何かと便利な点が数多くあります

カードローンの仕組みと、メリット・デメリットを見ていきましょう。

そもそもカードローンとは何か?

そもそもカードローンとはどのようなものでしょうか。

個人向けの借入には、大きく分けて3つのタイプがあります。

  • 目的型ローン
  • フリーローン
  • カードローン

いわゆる住宅ローンやマイカーローン、教育ローンといった、あらかじめ借入金の使い道が決まっているタイプのローンのことです。

「住宅を建てる」「車を購入する」「子供の学費を支払う」といった資金を借りる明確な目的があり、その借入金額をどのぐらいの期間で返済するかを決めて、毎月決まった金額を返済していきます。

あらかじめ使い道が決まっているタイプのため、フリーローンやカードローンと比べると金利が低く設定される場合が多いタイプです。

 

フリーローン

フリーローンは原則として使い道が自由な資金として借りることのできるローンのことです。

借り入れる金額をどのくらいの期間で返済していくかを決め、毎月決まった金額を返済していくタイプであり、返済方法等は目的型ローンと同じです。

例えば、他の借入をまとめたり、生活資金・家電購入・引っ越し費用といった様々な用途に利用したりして良いため、金利が高めに設定されることが多いタイプとなります。

 

カードローン

カードローンは、契約時に利用限度額が設定され、限度額の範囲内で何度でも借入を行うことができるタイプのローンです。返済や借入を繰り返し行うことができ、コンビニATMや銀行ATMで現金を引き出すことができます。

資金の使い道も自由であり、急な出費などにも対応でき、上記2つのローンと比べても圧倒的に利便性の高いローンです。

クレジットカードのキャッシング機能と殆ど同じ仕組ですが、カードローンの方が金利が低く設定されていることが多いです。

 

メガバンクと地方銀行との違いはあるのか?

メガバンクでも当然のことながら個人向け商品の取扱いがあります。

メガバンクと地方銀行のカードローンでは、どのような違いがあるのでしょうか。

実際のところ、大きな違いはありません

以下の表にメガバンクと地方銀行のカードローンの金利、借入限度額をまとめてみました。

 

メガバンク 金利 借入限度額
三井住友銀行 4.0%~14.5% 10~800万円
三菱UFJ銀行 1.8%~14.6% 10~500万円
みずほ銀行 2.0%~14.0% 10~800万円

 

地方銀行 金利 借入限度額
横浜銀行 1.9%~14.5% 10~1,000万円
東京スター銀行 1.8%~14.6% 10~1,000万円
北海道銀行 1.9%~14.95% 1~800万円
常陽銀行 2.5%~14.8% 1~300万円
愛媛銀行 4.4%~14.5% 10~800万円
八十二銀行 5.5%~14.5% 1~500万円
福岡銀行 3.0%~14.5% 10~1,000万円

メガバンクと地方銀行のカードローンと比較しても、金利面・借入限度額においても、決してメガバンクに引けをとりません。

むしろ金利面や限度額において、地方銀行の方が有利なところも多くあります

 

地方銀行カードローンのメリット

地方銀行の場合、地域密着型であるため、全国展開しているメガバンクや大手消費者金融とは異なるメリットがあります。

どのようなメリットがあるのかを以下にまとめました。

 

地域に特化した店舗網、ATMネットワークが活用しやすい

地方銀行の場合、営業エリアが限定されているため、エリア内での店舗網、ATMネットワークが充実しています。そのため、その地域内であれば非常に利便性が高くなります。

メガバンクの場合、各都道府県内に支店はあるものの店舗網は少なく、手続き等で不便を感じる点があるかもしれません。

 

低金利での借入が可能

メガバンクと比較しても遜色のない金利設定・限度額であることは上述の通りです。

また、消費者金融の商品内容と比較しても、金利水準は低くなっています。

 

総量規制対象外になっている

総量規制とは、貸金業法で定められている個人の借入は年収の1/3までに制限する規制です。消費者金融の場合は、総量規制の対象となるため、年収の1/3までしか借入ができません。

銀行の場合は、銀行法が適用となるため、総量規制対象外となっています。

しかし、最近では多重債務問題もあり、銀行側の自主規制として借入額を制限しているところも増えています。

 

地方銀行カードローンのデメリット

メリットとしては、地方銀行ならではの特徴がありますが、デメリットとしては、以下のような点が考えられるでしょう。

 

即日融資に対応していない

地方銀行に限らず、銀行で作る場合には、即日での対応ができません

詳細については後ほど説明しますが、審査時点で警察のデータベースへの照会が必須のため、即日の回答ができないようになっています。

 

別の地域に転居した場合の利便性が悪い

地方銀行でカードローンを作った場合、その地域内であれば幅広い店舗網とATMネットワークを活用できますが、転勤等によって別の地域へ転居した場合、銀行の支店がなかったり、ATMを利用する場合に余計な手数料が掛かったりする可能性があります。

地域密着型であるため、転居した場合はデメリットとなってしまいます。また、銀行によっては転居した場合は返済のみになることもありますので、注意が必要です。

 

地方銀行カードローンの審査基準

地方銀行でカードローンを作る場合のメリット・デメリットを紹介してきました。地方銀行で作りたいと思われた方も多いのではないでしょうか。

地方銀行で作る場合でも、当然のことながら借入の審査があります。

どのくらいで審査が完了するのか、どのような審査基準があるのかについて解説していきます。

 

即日融資は可能なのか?

大手の消費者金融系では「審査完了まで最短30分!」「即日融資OK!」といった広告を目にすることが多いと思います。

しかし、銀行で作る場合は即日融資はできません。

銀行では、口座を開設したり、融資を受けたりする場合に、反社スクリーニングというチェックを実施します。

反社スクリーニングとは

反社スクリーニングとは、申込をした人が反社会的勢力に関係がないことを確認するために行う作業のことです。カードローンなどの借入の申込の場合も、審査の一環としてスクリーニングを行い、警察のデータベースへ照会を行う必要があるため、1~2日程度時間が掛かってしまいます。

そのため、最短でも翌日、通常であれば3~5日程度掛かると考えておいた方が良いでしょう。

しかし、消費者金融の場合はスクリーニングチェック不要のため、即日融資が可能となっています。

また、同じ金融機関ではありますが、管轄の違う信用金庫等の場合は即日回答ができるようになっています。

 

地方銀行のカードローンなら審査も通りやすい?

メガバンクよりも地方銀行の方が審査が通りやすいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは間違いです。

決して、審査が甘いと言うことはありません。

あくまでも審査基準を満たしていないと借入をすることはできません。年齢や年収、保証会社からの保証が得られない場合は審査には通りません。

年収が低い人や、これまでの借入等において延滞が発生してしまった人の場合、希望金額を借入できないばかりか、全く借りることが出来ない可能性もあります。

しかし、地方銀行の場合、これまでに口座を開設していて、給与の受取口座として指定していたり、口座振替などの取引があると有利に働く可能性があります

もしも、地方銀行で検討しているのであれば、既に口座を持っている銀行などで申込をすることをオススメします。

 

その銀行と取引がないと申込出来ないのか

地方銀行でカードローンを作りたい場合、基本的にはその銀行と取引があることが必要です。申込時点では口座を開設していなかったとしても、カードローンを作成するのと同時に口座を開設するといった手続きを行う必要がある場合も多くあります。

ネット銀行等と違い、WEB上で完結せず、最終的には直接店舗まで足を運ぶ必要がある銀行が大半です。

取引がなかったとしても、絶対にカードローンを作ることができない訳ではありませんので、事前に問合せをしておくとスムーズに申込ができるでしょう。

 

まとめ

本記事では、地方銀行でカードローンを作るメリット・デメリット等について紹介してきました。

地方銀行でカードローンを作った場合、その地域内であれば、店舗網やATMネットワークも充実していることから、急な資金の需要に対応しやすく、利便性が高くなっています。

また、金利面や限度額もメガバンクカードローンとも遜色ない内容であり、消費者金融系で作るよりもメリットが多くあります。

急な資金の需要に対して、非常に利便性の高いカードローンを作るのであれば、自分の住んでいる地方銀行で作ることをオススメします。

 

  • この記事を書いた人
逆瀬川勇造

yuzo_sakasegawa

明治学院大学を卒業後、地方銀行にてリテール業務に従事し顧客の住宅ローンやカードローンなど担当。住宅会社の営業部長として7年間従事た後、2018年10月に金融や不動産を中心としたフリーライターとして独立。2020年10月に合同会社7pocketsを設立しました。2級FP技能士(AFP)、宅建士、相続管理士。

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