「iPhone12に機種変更したいけど、LINEモバイルだと本体代が丸々かかって高い。」
このような悩みを抱えている人は多いですよね。
LINEモバイルユーザーがiPhone12を使うには、どの方法が一番お得なのでしょうか。
それぞれの方法別に、料金を比較しました。
この記事を読めば、iPhone12をお得に手に入れる方法が分かりますよ。
LINEモバイルユーザーがiPhone12に機種変更するにはどの方法が一番お得?
LINEモバイルでiPhone12に機種変更をする方法は大きく分けて2つあります。
まずは、その方法を確認していきましょう。
方法1:simフリーのまま本体を買う
LINEモバイルでiPhone12を使うには、Apple Storeで本体を買う必要があります。
Apple Store以外のお店でも購入できますが、使用回線に制限のない「SIMフリー」のものを選んでくださいね。
本体を購入したら、現在の端末からSIMを抜いてiPhone12に差し替えます。
その後、Wi-fiに接続してプロファイルをインストールすれば完成です。
方法2:乗り換えキャンペーンを使い、大手キャリアに乗り換える
iPhone12への機種変更を機に、大手のキャリアに乗り換えてしまう方法です。
現在au、docomo、softbankでは、各社新規入会キャンペーンを行っています。
乗り換えによる大幅な割引や、下取りをキャッシュバックしてくれるものもありますよ。
2年間シミュレーションで比較
では、さっそくそれぞれの方法を使った料金の比較を見てみましょう。
また、今回はiPhone12シリーズの中から【iPhone12proの256GB】で比較を行います。
さらに、本体代の分割割引も含めて考えるため、2年間のシミュレーションで比較します。
一番お得なのはどの方法なのでしょうか。
simフリーのまま本体を買った場合の金額
では、まずはLINEモバイルで機種変更をする場合の料金を見ていきます。
Apple StoreのiPhone12pro販売価格
Apple Storeで販売されているiPhone12proの価格は税込み129,580円です。
しかし、もし下取りするiPhoneがあれば、上記の金額から割引されますよ。
Apple Store目安の下取り価格
iPhone11 Pro Max | ¥66,000 |
iPhone11 Pro | ¥62,000 |
iPhone11 | ¥41,000 |
iPhone XS Max | ¥47,000 |
iPhone XS | ¥37,000 |
iPhone XR | ¥31,000 |
iPhone X | ¥30,000 |
iPhone8 Plus | ¥26,000 |
iPhone8 | ¥17,000 |
LINEモバイルの基本料金
今回、LINEモバイルのプランは実際に支払っている料金明細から、以下のものを基準に比較します。
なお、回線はsoftbankのものを使っています。
・コミュニケーションフリープラン 7GB ¥2,880
・持込端末保証 ¥500
・通話料 ¥1,440
・ユニバーサルサービス料 ¥2
・消費税 ¥482
料金合計 ¥5,304
2年間の料金の総額
LINEモバイルの機種変更で下取りなしだった場合、本体代金と2年間の料金は以下の金額です。
¥129,580+(¥5,304×24ヶ月)=¥256,876
au乗り換えキャンベーンを使った場合の金額
大手キャリアの場合、本体を2年で返却すると本体代が割引される「返却サービス」があります。
そのため、返却サービスを使った場合と使わなかった場合の両方で比較していきます。
auのiPhone12pro販売価格
auでiPhone12proを購入する場合の料金は以下の通りです。
・返却サービスなし:¥140,751
・返却サービスあり:¥74,751
返却サービス使うと、iPhone12proがほぼ半額で手に入れることができますね。
auの基本料金
iPhone12シリーズは、5G回線に対応しています。
そのため、大手キャリアで使う場合は5Gのプランを使う必要があります。
auでは、ピタットプラン5Gと使い放題のデータMAX5Gの2種類があります。
今回はピタットプラン5Gから、7GBの¥5,980で比較します。
auの乗り換えキャンペーン
auでは、他社で使っていたiPhoneを下取りすることで、最大で税込み¥75,900割引するキャンペーンを行っています。
また、auでんきを新規で申し込むと基本料金を割引してくれるキャンベーンも行っていますよ。
auの2年間の料金の総額
auへの乗り換えで下取りなしだった場合、本体代金と2年間の料金は以下の金額です。
返却サービスなし:
¥140,751+(¥5,980×24ヶ月)=¥284,271
返却サービスあり:
¥74,751+(¥5,980×24ヶ月)=¥218,271
docomo乗り換えキャンベーンを使った場合の金額
では、次にdocomoに乗り換えた場合の料金を見ていきます。
docomoのiPhone12pro販売価格
docomoでiPhone12proを購入する場合の料金は以下の通りです。
・返却サービスなし:¥142,560
・返却サービスあり:¥95,040
返却サービスの割引率は他社と比べて少なめですね。
docomoの基本料金
docomoの基本料金には、5Gギガライトと使い放題の5Gギガホの2種類があります。
今回は5Gギガライトから、7GBの¥6,150で比較します。
docomoの乗り換えキャンペーン
docomoでは、他社で使っていたiPhoneを下取りすることで、最大で税込み¥82,000割引するキャンペーンを行っています。
また、他社からの乗り換えで最大で税込み22,000円本体代金から割り引いてくれるキャンペーンを行っていますよ。
docomoの2年間の料金の総額
docomoへの乗り換えで下取りなしだった場合、本体代金と2年間の料金は以下の金額です。
今回は、乗り換えキャンペーンも適用した料金を見ていきます。
返却サービスなし:
¥142,560+(¥6,150×24ヶ月)-¥22,000=¥290,160
返却サービスあり:
¥95,040+(¥6,150×24ヶ月)-¥22,000=¥242,640
softbank乗り換えキャンベーンを使った場合の金額
では、最後にsoftbankに乗り換えた場合の料金を見ていきます。
softbankのiPhone12pro販売価格
softbankでiPhone12proを購入する場合の料金は以下の通りです。
・返却サービスなし:¥151,921
・返却サービスあり:¥75,961
返却サービスなしの料金は一番高く設定されていますね。
softbankの基本料金
softbankの基本料金には、ミニフィットプランとメリハリプランの2種類があります。
ミニフィットプランは最大で5GBまで、メリハリプランは2GBまでと50GBまでの2種類しかなく、他社と同じ7GBプランがありませんでした。
ですので、今回はメリハリプランから、50GBの¥8,480で比較します。
softbankの乗り換えキャンペーン
softbankでは、他社で使っていたiPhoneを下取りすることで、最大で税込み¥55,200割引するキャンペーンを行っています。
さらに、ミニフィットプランとメリハリプランに加入することで、半年間基本料金が1,000円引きになる半年おトク割もあります。
また、オンライン限定で、他社からの乗り換えで最大で税込み21,600円本体代金から割り引いてくれるキャンペーンを行っていますよ。
その他にも、スマホデビュー割や、ネットをスマホとセットにするおうち割なども行っています。
2年間の料金の総額
softbankへの乗り換えで下取りなしだった場合、本体代金と2年間の料金は以下の金額です。
今回は、半年おトク割と乗り換えキャンペーンを適用させた料金を見ていきます。
返却サービスなし:
¥151,921+(¥8,480×24ヶ月-¥6,000)-¥21,600=¥327,841
返却サービスあり:
¥75,961+(¥8,480×24ヶ月-¥6,000)-¥21,600=¥251,881
LINEモバイルユーザーがiPhone12を買う時の4パターンの総額を比較
ここまで見てきた4つのパターンの料金を一覧で見ていきます。
LINEモバイルのままSIMフリーの本体を購入 | ¥256,876 |
au 返却サービスなし | ¥284,271 |
au 返却サービスあり | ¥218,271 最安値 |
docomo 返却サービスなし | ¥290,160 |
docomo 返却サービスあり | ¥242,640 |
softbank 返却サービスなし | ¥327,841 最高値 |
softbank 返却サービスあり | ¥251,881 |
今回比較した中では、auの返却サービスありのプランが一番安いことが分かりました。
次に安いdocomoと比較しても2万円ほど差があるので、かなりお得ですね。
iPhoneを2年間お得に使うコツ
2019年に改正電気通信事業法が成立し、分離プランを導入することが義務になりました。
その結果、携帯ショップは以前のようにスマホの本体価格は大幅な割引ができなくなりました。
しかし、iPhoneは本体代金が10万円以上かかるため、利用者にとっては負担が大きいですよね。
そのため、大手キャリアでは返却サービスが割引キャンペーンのメインとなっています。
使用開始から2年で返却すれば、最大で本体代金の3分の1から半額の支払いが免除されるため、かなりお得ですよね。
また、スマホは最新機種が頻繁に発売されるので、だいたい2年で機種変更をする人が多いです。
そのため、返却サービスは利用者にとっても、かなりメリットの高いサービスですね。
注意ポイント
返却サービスを利用する際は、画面が割れていたりその他破損していると対象外になる可能性があるので、要注意です。
結論:LINEモバイルユーザーがiPhone12を買うには、大手キャリアとLINEモバイルどちらがお得なのか
LINEモバイルユーザーがiPhoneをお得に使うには、大手キャリアとLINEモバイルのままと、どちらがお得なのでしょうか。
【結論】
- 本体代金が安く、データ容量をあまり使わない人」には、LINEモバイルがオススメ
- 反対に、「本体代金が高く、データ容量をたくさん使う人」は、大手キャリアがオススメ
ということになりました(※2020年11月現在)
iPhoneは本体代金が高額なため、LINEモバイルだと割引がききません。
本体代金だけを見ると、返却サービスを利用する方が安く済みます。
しかし、LINEモバイルで基本料金があまりかかっていない人は、大手キャリアに移ると総額で支払う料金が増えてしまいます。
その場合、LINEモバイルでiPhoneを2年以上使い続ける方が安くなる可能性があります。
毎月の料金明細から計算して、どの方法が一番お得なのか検討してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
iPhoneを使いたい人にとって、大手キャリアで始まった返却サービスはかなり魅力的ですよね。
しかし、スマホの使用頻度によってはLINEモバイルの方がお得な場合もあるので、注意が必要です。
また、大手キャリアは家族で同じキャリアを使うことで、割引が受けられるサービスもあります。
気になる方は、一度問い合わせてみてくださいね。
この記事を参考に、自分に合った方法でiPhone12をお得に手に入れてください。